最後まで抵抗してやる❕❕❕

38才でステージ4のガンであると告知された まだ1歳の息子がいて置いては逝けるか ガンサバイバーとしての軌跡を綴ります

告知まで②

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前回の続きで中規模の病院に行くところからです

 

 

そこの病院は外科、内科、整形外科とあり病院自体も前回と比べて大きく

何科で見てもらったらいいのか分からない者としては助かります

 

病院には診察開始の15分前には着き手続きをしていたのですが

すでに人で溢れかえっていて午前中に終わるかなって感じでした

ようやく順番になり先生にみてもらうと

すぐにCT,超音波、採血、採尿しましょうといわれ、この時はようやく僕の体がどうなっているのか分かると思いホッとしていました

 

1つずつ検査を済ませてようやく名前を呼ばれ部屋に入りました

部屋に入ると先生と付き添いの看護師さんが神妙な面持ちで座っていて

なにか悪い病気なんかなとは思いつつ座り、先生の話を待ちます

先生からは肝臓のCT画像を順番に見せられ

「この辺一帯が黒くなっているのが分かりますか?」と言われ

この辺てどこやろ?ほとんど黒いけどな~とか思っていると

 

先生「この黒いのは腫瘤(しゅりゅう)で、肝臓全体にみられます。また大腸にも見られ転移している可能性があります」

 

僕「はっ、お腹のしこりが気になって来たのに…治るんですか?」

 

先生「しこりは今は関係ないです、、、無理です」

 

僕「薬でなんとかならないですか?」

 

先生「紹介状を書きますので大きい病院で看てもらって下さい」

 

みたいなやり取りをし(実際にはもっとしっかり説明してくれました)

この日は帰りました

 

話を聞いてる時は上の空で、ひとごとの事のように聞いていました

 

家に帰り嫁に話している時もいけるいけるって感じで話していたような気がします

 

 

またこの病院へ行ったのが土曜日で

次の月曜日が祝日だったので火曜日に紹介状を書いてもらった大病院へ見てもらうことになったのですが

見てもらうまで1日たつごとに段々と実感してきて

またなんかの間違いやろっていう思いと混じり

でもあの黒い影が本当やったら「ガン」で相当ヤバいやん。って思いが強くなり日が経つにつれて、寝る時には涙がこぼれ寝れなかったです

 

火曜日になり嫁に付き添ってもらって一緒に病院へ行きました

この時は嫁の方が精神的にきつかった様に思います

病院に着き先生に見てもらい順に検査していきます

 

採血、造影剤しながらのCT、心電図を撮ったりしてまた先生に話を聞きにいきました

 

結果は大腸がんからの肝転移で肺にも少し見えるという最悪の結果でした

この時は本当に頭が真っ白になり聞きたいことも、何を聞いていいのか全く分からず先生の言われるがままでした

その後部屋を出て外で待っとく様に言われ、倒れるように椅子に座り込むと嫁が我慢できずに泣き出し僕も一緒に泣いた

 

まだ1歳の子供がおるのに…

嫁もまだ32歳でまだ生きていく方が断然長いのに今後どうしていくんや…

仕事はどうしたらいいんや…

今まで考えていたことがどっと押し寄せ不安と絶望しかこの時はなかったです

 

この日から僕の生活は180度変わって

今までの生活と違ったものになっていきました

 

この時はまだ受け入れれなく何も考えられなかったけど

今は告知から1か月経ち生活にも慣れ、頑張って治すことに全力で取り組んでいます

 

 

また僕は本気でいまのがんが治ると信じています。

アホちゃう。治らんやろって思う方がたくさんいてると思いますが

結構本気で思っています

時にはつらいことがあると思いますが、必ず乗り越えていこうと思っています

それを体現していきこのブログやツイッターで発信していきたいと思っています

 

その先にある明るい未来を信じて